こんにちは!

旬の食材、匠の食材「旬匠(しゅんたく)」の小林です。

私たち「旬匠」は、お米や梅干しなど日本全国に眠っている本当に美味しい旬の食材、匠の食材をご紹介しています。

さて、前回は「新米とは何か」ということについて

ご紹介しました。

新米について知識を深めた上で、せっかく旬の新米を食べるのであればよりおいしく頂きたいですよね!

そこで今回は「新米のおいしい炊き方」についてご紹介します。

1.おいしいご飯を炊くためのとぎ方とお水

近年は精米技術が向上しており、昔のように手のひらでゴシゴシとお米をとぐ必要はありません。

では、精米したお米をとぐ時に何が一番大切かというと…

「お米をとぐ時に最初に使うお水」です!

お米は水分を感じるとすぐに、水分を吸収しはじめ、お米のおいしさに直接影響を与えるからです。

では、お米をとぐ時にそそぐ最初のお水は何がよいのでしょうか?

それは、

・ミネラルウォーター

・水道水を沸騰させてカルキを抜いたお水

などを使用することが理想的です。

この時に、少し注意すべきポイントがあります。

最初のお水はさっとお米をかき混ぜたらすぐに捨ててください。

お米の表面のぬかや汚れを、ざっと落とすのが目的だからです。

そして2回目以降は、水道水で構いません。

2回目以降も、お水を入れたらざっとかき混ぜて、すぐに水は捨ててください。

水を捨てたら、手をソフトボールを持っているような形にして、20回程かき混ぜるようにして、お米をといでください。

お米をとぐ回数は、3回前後で十分で、お水を入れた時に薄く白くにごった水になれば大丈夫です。

お水が透き通るまで、といでしまうとお米のおいしい成分まで流れてしまいますので気をつけましょう。

これだけでも随分とご飯がおいしく炊き上がるので、是非試してみてくださいね。

2.浸水と炊飯の注意点

◆浸水時間のポイント

お米を水に浸しておく時間「浸水時間」があまり長いと、お米が水分を吸い過ぎてしまいます。

さらに、不衛生でもあります。

もし、といでから炊飯まで時間があいてしまう場合はといだお米の水を切って、ラップをして冷蔵庫で保管しましょう。

 

◆炊飯のポイント

炊飯する時のお水は、出来ればミネラルウォーターかカルキを抜いた水道水が理想的です。

そしてミネラルウォーターを使う場合は、外国の硬水ではなく日本の軟水にしてください。

硬水は、お米の甘みを引き出せないようで、あまりおいしく炊飯できません。

 

◆炊き上がりのポイント

さぁ、あとは炊飯器が炊いてくれるのを待つだけです!   

ご飯は炊きあがりも重要です。

炊き上がったらすぐに蓋を開けて、余分な水分を飛ばしてください。

この時、炊飯器の上蓋に水滴がついていたら、拭き取ってしまいましょう。

蓋を閉めた後に水滴が上蓋から落ちて、その部分だけご飯が水っぽくなってしまいます。

そして炊き上がった直後に

ご飯全体をざっとシャモジでかき混ぜてほぐし、余分な水分を飛ばしてください。

これで、内釜に接しているご飯が固くならずに、均一な炊き上がりになります。

最近の炊飯器は、蒸らす行程まで入って、炊き上がりを知らせてくれるモノがほとんどです。

そのため、蒸らし時間を意識せずに、炊き上がったら出来るだけ早く蓋を開けてください。

これで、おいしいご飯の出来上がりです!

3.ご飯の保存方法

ご飯は食べる時にその都度炊いて、炊きたてを食べるのが理想的です。

ただそうは言っても、毎食ごとにご飯を炊くのはちょっと面倒ですよね。

特に、現代人は忙しいですし、一人暮らしやご夫婦だけの場合など毎回それ程多くのご飯を食べない場合は、少量ずつ毎回炊くのは難しいと思います。 

そこで、炊いたご飯をおいしく保存する方法をご紹介します。

まず、最近の炊飯器の保温機能は優れているので、5〜6時間であれば炊飯器で保温しておくのがベストです。

ただそれ以上になると、炊飯する以上に、電気代もかかり、次第に味も悪くなってしまいます。

そこで、炊飯器で保温しない場合は、冷凍するのが一番です。

炊いたご飯は、できるだけあたたかいうちに、ラップにくるむかフリーザーバックに移し替えてください。

あまりお米とお米を押し付けないように、ざっくりと包む方が良いです。

そしてしばらく冷まして、粗熱がとれたら冷凍庫で冷凍します。 

冷凍したご飯を食べる際は、電子レンジで一気に加熱してください。

解凍する必要はありません。

4.新米の保存方法

お米は、温度・水分・臭いに非常に敏感です。

つまり、新米を保存する際は

温度が低く

直射日光が当たらない

暗い場所が適しているということです。

もっと具体的に言うと、湿度が70%前後、温度が15 度以下をほぼ一定に保つことができる低温の場所での保管が適しています。

保管場所としては冷蔵庫が最適です。

冷蔵庫の野菜室に一回分の計量をして、チャック付きのビニール袋に小分けして保存する方法がオススメです。

冷蔵庫だと新米自体が冷やされるので、とぐときに表面の糠も落ちやすく新米の旨みも逃げません。

「そう言われても、そこまではなかなか出来ないな〜」

という方は、ペットボトルや大きめのタッパー等で、冷蔵庫に入れておくようにしても良いですね。

ちなみに、昔ながらの米びつや、最近では量りが付いた近代的な米収納庫もありますが、火の近くやレンジの近くなど高温になる場所には、置かないようにお気をつけくださいね。

実は、お米の表面には微細な穴が開いているため、臭いを吸収しやすいのです。

そのため、冬場にストーブや灯油の近くに置いてしまうと、臭いが付いてしまうのでご注意くださいね。

 

*****

以上、新米のおいしい炊き方をご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

旬匠(しゅんたく)は、100%南魚沼産の良質なコシヒカリ新米をお届けしています。

今回ご紹介したおいしい炊き方を、旬匠の新米でぜひ試してみてくださいね。

【商品紹介ページ】

 

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